今日の日経に一面に、トヨタが富士重への出資を拡大するという記事が出ていました。富士重側から見た理由の一つとして環境規制対応があるようです。
2015年に世界で一番厳しいと言われる燃費基準(トップランナー基準)
が、設定される見込み。これをクリアする車種を富士重は持っていないため、連携強化が必要。ということが書かれていました。
法規制で企業にとってはますます厳しい環境になっていく、ということも言えますが悪いことばかりではないと思います。かつてマスキー法という、実現不可能とまで言われた非常に厳しい規制をホンダがCVCCを開発してクリアしたという過去があります。
法規制はうまく使うことでマイルストーンが決められ、イノベーションを引っ張るという面があると思います。日本の政治もくだらない政争に明け暮れていないでイノベーションを引っ張る取り組みをしてほしいです。