-先端的科学技術だからといって社会が変わる(イノベーションが起こる)わけではない
(ex.インターネットの通信方式は1961年に発表される)
-法令・制度はイノベーションの阻害要因にも促進要因にもなる
(ex.NTTはかつて電話回線を音声の通信以外に使用してはならない、という法律があった)
-インフラと構想を共有すると、様々な要素技術の開発が促され、自律分散協調系のようにイノベーションが進んでいく
(ex.組み立てパソコンというジャンル)
-インフラはオープンでなければ機能しない
(ex.www技術は特許化されていない)
-技術革新は高度の分業によっておこされる
(ex.飛行機のエンジン等)
-高度で複雑な技術システムをまとめ上げるためには、責任範囲を加算化した分業組織よりも、理念・目的共有型分業組織の方が成功しやすい
-需要者と供給者の境目の曖昧化。需要者が技術革新プロセスに参加する方がイノベーションが成功する事例が増えている
(ex.フォードのエタノール車商品化)
復習していて思いましたが、最後から3つ目(高度の分業)と2つ目(理念共有型組織)については説得力のあるデータがないような。。closedな技術革新では必ずしも分業しないような気がします。