グローバルビジネスの発表課題でSecond Lifeを取り上げたグループがあったのでそのことについて。
まずはじめにインターネット関連の中国基礎データが紹介されましたが、中国のインターネットユーザ数は2億人超でアメリカに肉薄する2位、3位の日本(1億人弱)の倍くらいいます。
ブロードバンドも2位で5000万人近くいるようです。
そしてSecond Life(以下SL)の利用者はというと(接続元の国で分類)、まぁ3分の1以上がアメリカなのですが中国はわずか0.6%ほど。
SL中国語対応はしておらず、それを原因と考えてビジネスチャンスがあるとの発表でしたが、言語対応以上に法規制面で困難がありそうです。
SLの不人気の理由のひとつとして「人気の場所はエロかギャンブル」というのが挙げられるそうです。これは古今東西を問わずそのような気がしますが、きっと中国ではこういったものはNGですよね。こういったものの対処ができないとSLの普及というのは難しいのかもしれません。
仮に規制するとしたらどうやるのでしょうか?
現状、中国が普通のインターネットサイトに対して規制をかける時はいろいろやりようがあるとは思います。IPアドレスのレベルでフィルタリングする方法でもある程度できるでしょう。
SLの中で中身を規制するとなると、そのコンテンツ中身をどうやって検知するかというのもありますし、それだけ非表示にできるのか、という問題もあります。
いずれにしてもSL運営側と相当密接に協力しないとできなそうですが、きっと協力しないでしょうねぇ。。そもそもバーチャルなインターネットという世界の中に、またもう1つのバーチャル世界が広がっている感じでなかなか複雑です。