補助金がある時のデッドウェイトロス(Deadweghit Loss)がどうして右側の3角形(図4の緑の三角形)になるのか初めわからなくて(僕だけ?)、備忘のためにメモしておきます。
政府がp0で生産者から買い取り、消費者にはp1(p1
消費者としてはp1で購入できるので、p1以上でも購入していいと思っていた人分は得(余剰)になり、消費者余剰は図1の水色の三角形。
生産者としてはp0で売却できるので、p0以下でも売却していいと思っていた人分は得(余剰)になり、生産者余剰は図2のピンクの三角形。
政府は補助金を出した分、損になるわけでその総額は差額(p0-p1)×販売量(q1)となり、図3の黄色の四角形。
社会全体の余剰は、
消費者余剰+生産者余剰-政府補助金
だから、水色の三角形とピンクの三角形の和から黄色の四角形を引くことで、ダブルカウントされている三角形が重なった部分がひかれ、均衡点の上下にはみ出した余剰も引かれ、結局均衡価格でのトータル余剰から右の緑の三角形部分がひかれたものとなる。つまり、緑の三角形部分がデッドウェイトロス。
なるほど。