・的確なシステム構築の上流モデル事例
普段は見ることのできない、実際のシステムの設計資料(DFDやDataStore記述)を
最低限のマスクをした状態でいくつか事例として見せてもらいました。
・凝集度(強度)と結合度
モジュール自体の強度(情報的強度、など)とモジュール間の結合度(データ結合、など)
の説明。情報処理技術者試験でやる内容です。
・情報システムのイノベーション
ITの進歩(ビジネス速度向上、およびそれを支える回路や記憶の高密度化、
ネットワークの高速化)を活用し、さまざまな革新が現れた。
-北欧ホテルでのタクシー配車システム
(ホテルでタクシー依頼をするとWeb入力でタクシーを呼び、
チャージをホテルの部屋に自動課金)
-小売店でのIT化工夫
(モバイル在庫管理、どこでもPOS、IDタグによる万引き防止、
ビジネス目標連動の広告(在庫が多いものを「Sale!」など))
-自動車工場での自動化
(プロセスチェーン各所でRFID)
・革新に用いられる技術の例
-RFID
-マイコン(組み込みソフトウェア)
-種々の組み合わせ(赤外線を用いたバーチャルキーボード、プレステ2を並べて
たった$50,000でスーパーコンピュータ作成、GPS携帯+Web掲示板のサービス
「位置コミ」、など)
革新事例を見ていて思ったのは、少し前の事例になると「それはやればできるだろうなぁ」とそのアイディア自体に余り目新しさを感じないこと。でもその当時には画期的だったこと。きっとすごい勢いでITを使ってできることが広がっているということなんでしょうねぇ。最近は少々の事では驚かない気がします。