■資金調達の形態
・デットファイナンス(負債を増やす)
・エクイティファイナンス(自己資本を増やす)
・アセットファイナンス(資産を資金化する)
■資金調達方法の選択をめぐる諸仮説
・ペッキング・オーダー仮説
経営者は次の優先度で資金調達を行う。
内部留保→負債→増資
・ガバナンス構造仮説
負債の経営効率化機能
-債務履行により経営者裁量の非効率支出の抑制
-経営者に対する規律付け
・マーケット・タイミング仮説
経営者は一時的な株価の高低を活用して選択する
(これは最適資本構成の理論には反する)
■企業価値
(1)事業価値+投融資からのアプローチ(インカムアプローチ)
・DCF法で事業価値を算出
(2)株式時価総額+負債からのアプローチ(マーケットアプローチ)
・自己資本時価総額+純有利子負債(現金とネットアウトした純借入)
(3)類似企業比較法
・PER
時価総額=業界平均PER×当該企業純利益
・EBITDA Multiple
企業価値=業界EBITDA Multiple × 当該企業EBITDA