あっという間に今日が実質最終日。明日は帰国するだけ故。
今日はIBMとGoogle(!)訪問。Googleは楽しみです。
IBMではOverview、Service Science、Secondlifeについてそれぞれプレゼンテーションと質疑応答。アジェンダを含めきっちり資料が人数分準備され、コーヒーなどが準備された会議室に案内されると大企業はこういうところはきっちりしてるよなぁ、と感心します。
IBMの後はGoogleへ。そして有名な(?)Googleのカフェテリアでランチ。何とここでは各国のシェフが作っている各種料理がバイキング方式で食べ放題!おいしかったです。その他にも普通のオフィスでは考えられない設備が沢山。卓球台やビリヤード、ランニングマシーンの水泳版のような流れるプール(お風呂くらいの大きさ)、いたるところにあるホワイトボード、エア・クッションでできた会議室、etc…。すべては創造的な活動を生み出すためとのこと。Google内部は写真撮影不可だったので写真は撮れませんでしたが↓のサイトなどで雰囲気がわかります。
http://ascii24.com/news/i/topi/article/2006/10/11/665066-000.html
Googleでは日本人が捕まらない予定だったのですが急きょアサインできて、説明と質疑応答。お話で印象的だったのは、
・GPA(http://ja.wikipedia.org/wiki/GPA)を含めた成績およびインタビューを通して本当に優秀な人だけを採る。(優秀な人を採るコストに比べて非優秀な人を置いておくコストは圧倒的に大きい、と言い切る)
Best and Brightestという言葉で梅田望夫さんが言っていることですね。その他の質疑応答内容は割愛します。
最後の夜はお会いしたVCのファウンダーや渡辺千賀さんなどを招いてディナー。Web進化論の著者、梅田望夫さんが仕事で来れなかったのが残念。
渡辺さんの著書「ヒューマン2.0」の中で「バカ・アービトラージ(※)」という話が載っていて、面白かったというと、アービトラージって結構大事で、自分のキャリアでもあまり力を入れなくても大きな対価を得られるような分野を選ぶことは重要と言っていました。天職を見つけるといった話もアービトラージっていう言葉で説明するのはちょっと新鮮かも。
(※ アービトラージとは同じものが市場によって価格が違うことに目をつけて、何のValue Addがないにもかかわらずその価格差を利用して利益を上げること。著書の中ではe-bay等のオークションサイトで、間違ったスペルで売り出した(バカ)ために入札者が少なく、結果として低い価格で売られているものを見つけて購入し、正しいスペルでより高い価格で転売する取引をしている人について書かれていた。)
という感じで駆け足で西海岸企業や人を駆け巡った、海外研修の全ての予定を終えたのでした。そしてみな慢性的な睡眠不足で眠い目を擦りながら最後の部屋飲みに向かうのでした。。