今日は午前中にサンフランシスコに移動。今日の予定はゴールデンゲートブリッジやフィッシャーマンズワーフを軽く見た後にVCへ。夜はStanford MBAに留学している日本人学生を招いてディナー。
サンフランシスコは実は3回目。初めに来たのは高校1年の時だからかれこれ15年近くも前ですが、観光地はあまり変わりませんね。クラムチャウダーも何度か食べたことがあるので今回はボイルしたエビ、カニとサンドイッチという軽めの昼食。
シリコンバレーはダウンタウンからそれなりに遠い上、事故渋滞などもあり少し遅れてVCに到着。対応してくれた方はシリコンバレーでVCを立ち上げている、数少ない日本人。VCをやっている日本人はシリコンバレーには4人ほどしかいないらしい。目がギョロっとしていて迫力がある。
訪問したところはearly stageのVentureに投資するVC。出資先には経営陣としての参画もするとのこと。early stageのベンチャーだけに顧客からの注文が取り消されたり、開発が予定通り進まなかったり、と毎日胃の痛いことだらけだとおっしゃっていました。VCの仕事は実力(目利き、経営力)もさることながら人脈力なのだなぁと実感。投資候補のVentureが行けるかどうか、技術については自分たちのexpertise(専門知識)に合致すればその見識を活かすし、合わなければその分野の専門家に会って意見を聴く・・・など。
こういったことができるのもそれぞれが培ってきた人脈があるからなんですね。
概要説明の後、<起業家の条件>なるものも披露して頂いた。自ら「小学生の道徳で言われるようなこと」だと言いながら、実際に実行できる人も少ない、とのこと。その内容を少し紹介すると、
<起業家の条件>
・恐怖心に打ち勝つ精神力
・正直
・知性(domain expertise)
・諦めないこと
・チームプレイ
・明るいこと
諦めないことの例として、リンカーンの話がありました。興味のある人は
個人のページですがなんかをご覧になってみては。
夜はStanford近くのチャイナレストランでディナー。Stanford MBAに留学している日本人8人ほどが来てくれました。出身はコンサルや官僚、商社などでした。
HBS(Harvard Business School)はケースをひたすらやることで有名ですが、Stanfordはケースもやるし、課題に対する論文もやるし、Experience Learningという共同作業(グループで巨大な絵を描いたり、電子回路を作ったり)をやったりと、バランス良くいろいろな勉強の仕方をするらしいです。
ディナーはというと、一緒に研修している中国人留学生いわく「アメリカ人向けの中華でおいしくない」とバッサリ。そこまで悪くなかったと思うけどなぁ。